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『わたし』の中に起こること~現実の捉え方を変える方法

ついつい、人は自分の『周り』に起こる出来事に一喜一憂して、心が揺さぶられている気がしています。
『わたし』の中に起こること、起こっていること全ては、『わたし』がいる世界を創り出している。

そのことを理解できると、現実が捉えやすくなるというお話をお伝えしようと思います。

外側のできごと

外側のできごととは自分の環境に起こるできごとや、人間関係などなど『わたし』の目の前に起こる現実ともいえます。

その外側のできごとが、衝撃的で不安な要因を含むなら、恐怖や不安をいだくでしょうし、穏やかで心地よいものなら、安心や幸せを感じたりもします。

だから、人は外側が先だと思いがち。
外側の現実があるから、できごとが起こるから、自分の中にあるもの感情が動くのだと思ってしまう。

でも、それは本当だろうか…

え!順番が逆なの?

外側で起こるできごとが、実は「自分の内側の投影だとしたら」どう感じるでしょうか?

私も、衝撃的なできごとも含め、自分に降り掛かってくるものに、立ち向かっているとき、自分の内側の投影なんて「受け入れられない!」と思えてしまいます。
だけど、起こるできごとは、私たちが思っているのとは順番が逆なのです。

『わたし』の中に起こることの方が先なのです。



それは、不安だったり、喜びだったり、はたまた自分への疑いだったり…
そのときに起こっている自分の状態に沿って、外側が映し出されています。

例えば、自分を存在を軽んじているのなら、「自分が軽んじられた!」そう扱う人が現れたり、そう感じるできごとが起こる。

そして、それは自分が抱えている限り、何度も何度も起こるのです。

なぜ『わたし』の中で起こることが反映されるのか

『わたし』の中が、何度も何度も映し出される世界。
なぜ、そんなことが起こるのでしょう。

それは、自分の本音を知るためです。


そして、自分の内側に意識を向けるためでもあります。



仕事や人間関係の中にいると、外側ばかりに意識が向いてしまいます。
そこで何か問題が起き、自分の感情が揺さぶられると、解決するための答えを外側にばかり探してしまいます。
その結果、愚痴や不満を漏らすこともあるし、誰かや、何かのせいにしてしまうこともあります。

もちろん、現実世界の中での解決方法はあります。
でも、この記事での話は、自分自身が感じているもの、自分の本音の中をどう捉えて、どう受け止めるのかという、現実の捉え方のお話。
目の前の課題や、現実に一喜一憂してしまい、生きづらいと感じることが多い方は、この現実の捉え方を変えた方がいいでしょう。

現実の捉え方を変える方法として、『わたし』の中に起こっていることを知ろうとすることです。
まずは、そう意識するだけでもいい。



目の前の現実をただ見るのではなく、「これは、自分の中の何が映し出されているのか?」そう考える。
すぐには答えが分からないかもしれませんが、意識を向けていくうちに、だんだんと感じ取れることはあるはずです。

そうやって、少しづつ現実の捉え方を変えていく。
大きな課題のような現実がやってきても、捉え方を変えられたら、乗り越える方法も見えてきます。

まとめ

生きていたら、感情が揺れ動くようなできごとが起こったりもします。
そんなとき、そのできごとばかりに目が行って、ついつい外側に解決策を求めすぎたりもします。

ですが、生きている道のりは、自分と向き合うために、いろんなことが起こるのです。
目の前の現実も、自分の内側からの投影。

そこには、自分のことを知るチャンスが隠されています。
現実の捉え方を変えて、『わたし』の中と向き合ってみましょう。

自分自身に当てはめて、参考にしていただけたら幸いです。


最後に、自分自身と向き合うには、言葉にしてみることが早い方法です。
身近な話せる人が居たら、自分の感情を話してみる、話せる人が居ないときには、コーチやカウンセラーへ話してみてはいかがでしょう。

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