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「のに病」にかかっていませんか?【心のリセット】

これでもう大丈夫!となったのに、また「ああしたのに」「こうしたのに」と迷ったり、不安になったり、心が落ち込む。
それを、「のに病」という。

あなたは「のに病」にかかってませんか?

昔のドラマに、「タラレバ」女子って言葉がありましたが、悩める人たちには、こんな思いが湧いたりしないでしょうか。

何か不安になると、「心のことをたくさん勉強したのに」「セミナーで学んだはずなのに」「カウンセリングも受けたはずなのに」
そうやって、自分の不安を責める。

誰かと比べてしまって「私も頑張ったはずなのに」「あの人みたいになると思ったのに」「目標持ったはずなのに」と、自分をまた責める。

「のに」「のに」と自分を責めること=のに病
かかっていませんか?

私も、ときおり「のに病」が、小さく再発します。
「カウンセラーなのに」とか、「いい歳なのに」とか。。。
自信を無くしたとき、迷ったとき、不安になったときに、小さな再発は起こるような気がします。

「のに病」の元はなんでしょう

では、その「のに病」って、いったいどこから来るものなんでしょう。

個別のセッションなどで、お話を伺っていると、その方の「のに病」の元が見えてくる気がします。
小さい頃のお話、これまでのお話、いくつかゆっくり質問していくと、ふと見えてくる幼い頃の姿が、寂しそうにしている姿をイメージしてしまいます。

もしかしたら、幼い頃に、言いたかった言葉があったり、伝えたてなかった寂しさがあったり、素直に甘えることが、苦手だったりして、そのときの自分の思いを成就させてあげてない経験があったりするのかもしれません。

自分の人生の中で、特に幼い頃、成就できなかった思いや、願いは、ときどき自分の中に残って、大人になっても、感情の奥をチクチク刺激することがあります。
「のに病」が出たら、自分の中にある、そんな思いに気が付くチャンスかもしれません。

自分を責めるときは思い出して欲しい

「のに病」は、どこか後悔しているようでいて、どこかで自分を責める思いからやってきます。
先に書いた、幼い頃の思いが感情に刺激して、自分を責めてしまうのですが、「大切にされたい」「思いを分かってほしい」
そんな小さな自分の声でもあると思います。

そして、その声を一番分かってほしいのは、自分自身にだと思うのです。
幼い頃、周りにいた大人に思ったことかもしれないけど、満たされなかった思いが、まだ自分の中にあるってことを自分自身が理解する。

きっと、それだけでも、「のに病」は小さくなっていくと思います。
小さな小さな思いでも、理解してもらえなかったら、心の奥で腐ります。
自分を責めるときは、寂しいときは、思い出してあげてください。


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